表題のようなバイヤーはeBayに限らず、顔の見えないプラットフォームでビジネスをしていると避けて通ることはできません。どんなに霊感の強い人でも難しいと思います。

アマゾンでの物販経験がない私ですが、郵便局の営業の方からよくお話をお聞きしている内容としては、アマゾンでは一旦FBA納品してしまったら顧客対応はアマゾンが代行してくれるので直接変なバイヤーと接することは少ないそうです。(アマゾンセラー様各位、間違っていたらすみません。)
ですがC to Cという形態のeBayでは購入されてしまったらキャンセルしない限りその人と取引をしなくてはならなくなります。大抵の場合、悪質なバイヤーかどうかは購入時点では分かりません。eBayはバイヤーに対してセラーからネガティブフィードバックを付けることが出来ないため、フィードバックは参考にできないのも理由のひとつです。フィードバックで参考にできることと言えば、過去にセラーにネガティブフィードバックを残してきたかどうかの履歴くらいです。
※C to CとはConsumer to Consumerの略で、一般消費者(Consumer)間で行われる取引のことです。 フリーマーケットやネットオークションなどがその一例です。elite network引用
ではどんな時に悪質なバイヤーかがわかるのか、ですが返金目的の脅迫や詐欺などは圧倒的に商品が到着してからのことが多いです。
ある日突然ケースオープン、リターンリクエスト、メールで脅迫等結構あります。
この時になるまで「良いバイヤー」だったのに、いきなり「悪質なバイヤー」に変貌してしまいます。あくまで私の中でですが。。
悪質バイヤーからアカウントを守るためにブロック!
私はまずこの悪質なバイヤーによるこれ以上もたらされるであろう被害からアカウントを守るためにまずブロックしています。
ブロックはここから登録できます。
My eBayのタブからSummaryを選択
↓
Accountを選択
↓

小さくて見えないのでアップにしました↓
Account preferences
- Site Preferences
Account PreferencesのなかのSite Preferencesを選択
↓


見にくいですが赤い四角内にEditと書いてます。
Buyer requirement 内 Block buyer who の右端のEditを選択
↓

小さくて見えないのでアップにしました↓
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この blocked list.と書かれたところを選択
↓

Blocked Bidder Buyer List内にブロックしたいバイヤーのIDを入力し、複数の場合は(だんだん増えてきます w)カンマで区切って追加していくことができます。その下のSubmitを押して完了です。
これでもうこのIDであなたのアカウントから購入することはできなくなります。
他のアカウントから買われたら意味ないやん!ということで、次行きます。
他のアカウントからの購入に備えよう
次にPayPalの購入履歴をキャプチャーします。悪質なバイヤーとでもタイトルのついたフォルダーにファイルごとにバイヤーの名前をつけて保存。
今まで自分が対応してきたバイヤーの中で悪質だと思ったバイヤーはすべてPayPalの購入履歴(住所・名前)をキャプチャーし保存しています。ついでにスプレッドシートで管理もしています。
購入時にその履歴に該当するバイヤーかどうか確認します。過去にトラブルになった時点でブロックしていますので、もし該当のバイヤーが他のアカウントから購入してきたとしてもバイヤー都合でキャンセルできます。(サポートに確認済みです。)ネガティブを付けられる可能性はありますが、大切なお金を失うより良いと思っていますしネガティブの内容によっては削除対象になるそうです。
Report BuyerからeBayに通報しよう
eBayに通報します。すぐします。自分こまかいなと思うことでも通報やってます。
以前に比べてセラー側から通報できるように仕様変更になったので悪質なバイヤーを通報しやすくなりました。
Manage Order内のここからも…

ここからも通報できます。
画像はSeller Hub内のShortcuts内です

eBayではこういったバイヤー保護を悪用するバイヤーを記録に残しているそうで、悪質だとeBayが判断した場合はサスペンド対象になってしまうそうです。
サポートの方はReported Buyerと呼んでいました。
今のところこういったことぐらいでしか自分のアカウントを悪質なバイヤーから守ることはできませんが、やらないよりはましだと思っています。とくに通報は時間の無駄だとは思わずに、逐一行うようにしています。
今朝もeBayプレイヤーである友人から梱包資材を破って中身を抜き取り写真を撮って、「中身が無かった」とリターンリクエストをあげてきたとのこと。このことを友人から聞く前に違う人からも同様のケースを聞いていたので新手の詐欺なのかなと思っています。
今後もこのような被害が少しでも減っていくように時間の無駄かもしれませんし小さな努力ですが積み重ねていきたいと思います。